2010-06-10 後悔 その一振りで 赤いしぶきが部屋の中に飛び散った 白い壁についた赤の班点は 模様と呼ぶにはイビツ過ぎる 雑巾でみがいても みがいても みがいても みがいても シミがきえることはなかった ああ、どうしてこうなってしまったのか ボクはわるくない そうおもいたかった だが、シミはきえない まるでボクをせめるように これからもこのへやで 後悔しながらいきていくのだろうか このシミとともに <解説> ケチャップを振ったら フタが開いていました